登校初日
ぎゃあああああああ
普通に寝坊で遅刻しかけた。
私の学校は、家から遠いため
通学に2時間かかる。
すると父親が車を出してくれた。
高速でぶっ飛ばして行くと、1時間前についた。
「お父さんありがと」
そういって、校舎へ入ると女の子3人に出会った。
まお、みゆ、れいか
みんな隣のクラスの女子。
これが初めて話した人たちだった。

自分のクラスにはいると、とても静かでだれも話す人がいなかった。わたしは窓側の端っこの席で前から2番目だった。前後左右、男で喋れそうになかった。
はぁーしんどい。
と思っていると、晴斗からLINEが来た。

菜月、だいじょぶ?がんばれよ♪

たったそれだけの文で、とても勇気が湧いてきた。そして、前の席の人に声をかけた。
「よろしくね!」
「あ、よろしく」

がんばって声をかけたのに、なんだか恐れられてる?感じがした。

そうやってこえをかけるうちに
だんだん、普段のメンバーができあがった。いわゆる、いつめん。
最初に声をかけた松本。
以外と家が近い弘夢。
その他席の近かった森崎、平野、魁斗。
みーんな男。珍しい光景だなって思った。