「はいはい。さっさと帰れバカヤロ。」


しっしっ、と手であしらう。


「うわ、口悪!それでも、女子かよ。」


「きゃっぴきゃぴな女の子ですけど、何か?」

と、両手をグーにして顎にくっつける。


「おうぇ。気持ち悪っ!」


「死ねクソガキ。さっさと帰れ。」


私は、ドアをピシャリと閉めた。