「まじ?!よっしゃあ!!!!」 オーバーリアクション。 素晴らしいくらい、驚いた。 「レモンの蜂蜜漬けもちょーだい!」 健人は、わたしに手を合わせた。 「健人のことだから、他のファンのみんなからもらえるんじゃない?」 「あー…おれ、他の女子の差し入れもらわないから。」 「え?」 「お前だけ。」 私の顔をみて、爽やかな笑顔で言ってくれちゃう。 「じゃーな!!」 驚いて固まっていた私を置いて、健人は席へ戻って行った。