千紫万紅~君と見たい景色~

「和咲はいつも僕達のことを優先してくれている。それはとても嬉しいことだ。」


「だけどね、私達だって和咲の喜ぶことをしたいのよ。」



雷も霞も笑顔で頷いている。



「みんな………」



あの話が、まさかここまで大きくなっているとは思っていなかった和咲は驚きを隠せない。



「和咲、昨日も言ったけど私達は家族なの。家族の喜ぶことをしたいの。喜ぶ顔が見たいの。」


「藍姉……」