彼について
空部屋にきた


「ベッドと机くらいしかないから
必要なものあったら言ってください」


『…はい』

「それで 僕の名前は
筧 駿哉です」


『駿哉、さん…
あ、えっと 早崎 愛夢(aimu)です』

駿哉「何歳ですか?」

『高2です』

駿哉「え、あっ タメですか

じゃあ 呼び捨てでかまいませんし
タメ口でいいですよ?」

『えっと、駿哉、くん?
タメ口はそのうち、で、いぃですか?

駿哉くんもタメ口でいいです』


駿哉「あぁー 癖なんですよ
慣れてない人には」


だから、か
さっき ママにはタメ口だったしね

『わかりました』