何年か前までは、PCの操作など、素人だった私が、ネットサーフィンをしたり、チャットを楽しむまでに、成長した。

ディープなところまではなかなか出来ないが、チャットやサイトで、趣味趣向の合う人々と知り合いになれるので、とても便利だと思った。

当然、今、社会問題にされている出会いサイトやフィッシング詐欺などの危険はあるわけだが、目的がはっきりしているわけで、ナンパ(古い)目的で来た人は、ほっといても淘汰される。(若いお姉ちゃんと違うし(笑))

結果、ディープな人々の集まりとなる。(爆)

それこそ、数十年前なら、手紙のやり取りや電話で等で、集まるのも大変だった。

大人になってから久しい今、携帯の普及もあって近くに住む人同士なら、すぐに集まる事が出来る。

しかも、映画だイベントだの後は、飲み会となるのは大人のオタク。

酔っ払いのオタクの集まりは、はた迷惑かも知れない。(笑)

現在私は大阪に住んでいる。

この街のディープさは、全国に衆知されていることだが、オタク業界もまたディープだ。

東京の秋葉原同様、大阪にも日本橋(にっぽんばし)という、電気街兼オタク街がある。

街の規模は小さいが、秋葉原とあまり変わりがない。

私はまだ、体験してないが、大阪のメイドカフェは、食物が美味しいらしい。

確かにちょっと足を延ばせば、「ミナミの帝王」で有名な繁華街、難波に出れる。

ミナミで食べ物屋が生き残るには、大阪人を納得させた味でなければならない。

日本橋であってもそれは同じ事なのか、萌え萌えとメイドさんと遊んでも、味が良くなければ淘汰されてしまうらしい。

ツンデレや執事など、秋葉原がやる事は、この日本橋にもすぐ現れる。

しかし、ただでは転ばない大阪人は、味で勝てねば、サービスで勝負が、商売人の街。怪しげな風俗紛いのメイドカフェもあるそうで、話題には事かかない。

ちょっと、野暮ったいところもあるが、それが大阪のいいところだ。

今日、オタクも様変わりし、ある種の差別用語になりつつあるが、そんな社会に負けてはならない。

ディープなオタクと博士号は紙一重だと、ある方がビール片手に豪語していた。

流行りものに飛び付いて、個性のない人間より、ワレワレハ宇宙人でも一向に構わない。