A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】

 何ヶ月かに一回、悠と諒はそのパワーを充填するために、自分の世界に帰るのだ。
 2人がこっちの世界で実体化しているだけでも、相当な力を消費している。
 だが今回の件で2人とも、大分体力を消耗してしまっているから、美樹は一旦帰って、療養してこいと言っているのだ。


「今の状況で、俺達が離れるのは危険だ」


 諒が言った。
 悠も頷いて。


「俺もそう思うよ、美樹ちゃん。ただでさえ何が起こるのか全く予想が出来ないんだし、もし昨日のアヤカシが襲ってきたら・・・彩だけじゃ」
「わたしは、もし何かあった時にあなた達が全力を出せない事の方が、心配だわ」


 悠の言葉を遮って、美樹は言った。
 どっちの言う事も間違ってはいない。
 だから彩は、何も言えなかった。
 だが美樹の目は、真剣だった。