A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】

「やっぱり・・・嫌よ・・・」


 2人とも失いたくない。
 だけど、彩も守りたい。
 どちらかを犠牲にするなんて、考えられなかった。
 彩を守りつつ、2人を助けるにはどうしたらいいのか。
 力をコントロールする事すら出来ない自分に、何が出来る?
 しばらく、目を閉じて美樹は必死で考える。
 すると、握ったままのペンダントから、少しだけ温もりが伝わって来た。


「・・・お母さん・・・?」


 目を開けて、美樹は呟く。
 誰にも聞こえないが、桜貝が話し掛けているような気がした。
 母親の温もり。
 娘を心配し、励まして。