「まっ・・・まぁ、なんつーか・・・不慮の事故?」
「明日早起きして、学園祭に行く前にちゃんと元に戻しておくんだよ?」


 そう言って、悠は部屋に戻っていく。


「大変だろうけど、頑張ってね。そうそう、寝る前に泥だらけの服、洗濯したほうがいいと思うわ」


 美樹もそう言うと、おやすみぃと手を振って部屋に戻って行った。


「だってさ。明日・・・早く起こしてね、諒」
「・・・お前のせいだろ」


 こうなったらもう、早く洗濯をして眠った方がいい。
 そうでなくても明日、戦場のような女子校に出向かなきゃならない。
 2人は急いで家の中に入っていった。