放課後

あたしと遼君だけが、授業に出席した。

「では、ポルターガイラーの退治の仕方だが…今回はレベルが高い。

レベルは…4に値する。」

『レベル…』
「4…」

ポルターガイラーは無数にいて、
その中心となって指示している
悪魔がいるらしい。

音楽室での出来事は、無数にいるポルターガイラーである悪魔の一つが起こしたものだった。

1匹1匹のポルターガイラー自体が強いわけじゃなくて、その中心になっているリーダーの悪魔が強いんだ。

「だが大丈夫だ。君たち二人で力を合わせてポルターガイラーを除去していける。その中心の悪魔が最終目的だ。」

あたし達は頷いた。

絶対退治できる。そう信じて。