「お前たち危ないな。ここでなにをしているんだ。」 『安藤先生!』 音楽室の前に現れたのは、 安藤、緒方、美奈子の三人だった。 この三人も“気配”を感じてやってきたらしい。 「音楽室で何かあったの?」 「はい。中をみてください。」 三人の驚く様子が分かった。 「こんな事をするような悪魔は現れないわ。」 『じゃあ、一体何が…?』 「もしあり得るとしたら、」 三人が声を揃えて言った。 「ポルターガイラー」