『あ、悪魔?』

「ええ。なにか巨大なパワーを感じる。そうだわ。大きな物にとり憑いているのかもしれない。」

学園長があたしに向かってそう言った。

「みなみ、来い!」

『うっ、うん!』

遼君はあたしの腕を引っ張り、
生徒会室をとびだした。