「みなみ!
【第2の魔法使いの部屋】
から、銀の鍵を持ってきてくれ!」

『ぎっ…銀の鍵⁈』

「今すぐだ!」

『えっ…あのッ。1人で?』

「早く!」

高尾先輩が怒鳴った。

『はっ…はい!』

あたしはもう、何も考えられない
まま階段をかけ上った。