じゃあ、他にレベル5の魔法使いは
いないってことか。

それってすごいじゃん!

あたし、レベル5の魔女になりたい!

「やる気でた?」

『はいっ!』

「は、はい。」

遼君も戸惑いながらもはっきり
返事をした。

「さぁ、そろそろ時間よ。」

美奈子は腕時計を見て言った。

あたしたちは、
冬休み初回の魔法授業へ向かった。



よし!レベル5になるぞ!

今、伝説の1ページを、また1つ
めくったのだった。