修学旅行~6人の男女の物語~


「イタッ!」
手を前に伸ばしてボールをキャッチしようとしたのが悪かったのか、ボールは私の指に当たると地面に落ちてしまった。



「大丈夫? 琴葉ー」
友達が走って来てくれる。

「突き指したかも…」
ボールが当たった指がヅキヅキと痛む。


「マジで!? 先生に言って湿布もらってきたら?」

「うん。そうする

もう私部屋戻ってるね」

怪我をしてるというのにバスケをする気にはなれなかった。

「分かった。じゃあ、後でね。」