私は学校に始めて行った日、みんなに自己紹介したんだ。

でもね、私によってきた人はみんな言ったよ。


なんで転校してきたの?って。


私は本当のこと言ったんだ。

前の家は追い出された。
お父さんが死んで、お金がなくて、食べるものもない。
みんな離れて行った。

私を、なにか他の生き物を見るような目でみていた。
私は気づいていたよ。みんな、私のこと嫌いなんだ…。

そんなのは、まだよかった。

いじめに発展したみんなの態度。

靴、ゴミ箱に捨てられた。
トイレで、水をかけられた。
上履きに落書きされた。
学校にいったら、机に菊の花がおいてあった。
教科書は、シネの文字…。
ノートは破らた。
体操着は切られていた。
私服をかくされ、体操着は切られ、
私はトイレから出られなくなった。
クラスの女の子に、体操着を脱がされ、髪も切られた。
お母さんは気づいた。
学校にいったね。

それからいじめはエスカレートした。
チクリ魔。そんなあだ名がつけられた。
私はおかあさんにあたったね。

お母さんが余計なことするからって…。

それでもお母さんだけは私の味方だった。大きな愛で包んでくれた。

小6の修学旅行…。
旅館で熱をだした私を迎えに、きてくれた。
何時間も、山の中を運転して。

そんなお母さんに、私は感謝の言葉を言えなかった。