そうこうしてる内に入学式が終わったであろう生徒達が
体育館からザワザワと出てきた
「ちょっとー!愛夢探したんだから!もしかして、入学早々から遅刻!?」
そう言って私達に近づいて来たのは
有田芽依 (ありた めい)
芽依は私の中学校からの親友
私と違って160cmの身長と見た目は綺麗系。
サバサバした性格で男女共人気だ。
そんな芽依私は
「芽依ーっ!おはよう!実は寝坊しちゃって…!」
てへへ と笑う私に芽依は
「へぇ〜…二人一緒に?」
と不気味な笑顔を見せた
「なんかね、湊が待ってたの!私は先に行っといて!って言ったのに。」
と私は正直なことを芽依話した
「ふ〜ん。そうだったんだ、湊くん?」
不気味な笑みをこぼす芽依に湊はギクっとしたように目を泳がせた

