「もう。。本当になんで今日に限って話が長いのかしら。」

ラタは廊下を駆け抜けた。

「早くリヒトたちのところへ行ってアニスに聞かないと行けないって言うのに。」

「すいません。遅れてしまったわ!」

そこにはもう全員集まっていた。

「おい!ラタ遅いぞ!」

リヒトはきれ気味にラタに言う。

「ではさっそく「いやちょっと待って。」

ラタは割り込んでアニスの手を掴んだ。

「アニスちょっと来てくれない。」

「え?うん。別にいいが。。」

ラタはアニスを引っ張って外へ出て行こうとすると、

「ココで話してはできないのか。」

「。。。まあいいわ。ね?アニス。」

「ああ。ぜんぜんいいぞ!」

アニスは何故かガッツポーズ。

「私たちが魔妖人ってことは知ってるわよね!」

「ああ。きいたな前。」

「だけど、私たちもまだ言ってない事があるの。」

「私の正。。体ってとこか。」

アニスとラタは笑う。

ーやっぱりね。ー

アニスは頭の中で言った。

「だったら話が早いわ。私たちは知ってるのアニスが異世界の国王の娘である事を。そして、多分貴女も私たちが法律を違法していると知ってるはずよね。だけど、なぜ人間界にきたかしってほしいの。」

アニスはただこっくりうなずく。

「私とケイは元貴族なのよ。」