懐かしい。

私がまだ異世界に住んでた頃の部屋。

もう誰も使ってないらしい。

すると急にルイスとルヴは私の顔を抑え、じっと見つめてきた。

青い瞳。

光を反射し、綺麗に輝く。

かっこいい。。

私はついついそんなことを思ってしまう。

「ルっ…///」

私が視線をそらしても、また顔を抑えられ目があってしまう。

手や足は自由なのになぜか身動きが取れなかった。

1,2分がとても長く感じた。

「アニ…ス」

最初に沈黙を破ったのは、何とルヴ。

ルヴはただただ心配そうに言う。

その状況に驚いた私は我に帰った。

ルヴは感情をほとんど表に出さない。

ただ必要な事だけを話す。それがルヴ。

「ルヴ...」

私は下唇をかんだ。

急にどうしたんだ。

何があった。

私の何を見た??

私の何を知ってる。

何が起きたの??