でも、話すことはわからないしとりあえず放課後屋上に行った。

「あ!美弥ちゃん!」


連先輩は私の存在に気づくと笑顔で手をひらひら振り合図をしてくる


なぜ、さっきまであんなことしてたくせに…


「きてくれてうれしいありがとう」
キラキラの笑顔で笑う連先輩

ドキッ


と高なる私の胸何考えてんだばかだばかだ。

「何かようなんですか?」

私は少し冷たく言った


ぱっと立ち上がり頭をポリポリかくと

「んーっとね、まぁ知ってると思うけど俺美弥ちゃんの事好きだから
俺と付き合ってください!」


連先輩がわからない…じゃあ、なぜさっき女の人がといたの?

そんなつもりないのに頬に涙がつたう

ポロポロと涙が地面を濡らしゆく

「どしたの?!」

と焦りながら聞く連先輩。

「連先輩のことがわかり…ま、せん…なんなんですか?
思わせぶりなこと言わないでください…困ります…」


泣くつもりなんてないなのに次々と涙が出てくる


「え?俺なんかしたの?それだったらごめんほんとにごめん!」


「じゃあ、さっ、きなんで自習室にいた、んで、すか?」


「あ、それは…」


ほら、やっぱり言えないことなんじゃない


「もう、いいです」

そう言って私は屋上を出た