「好きです!付き合ってください!!!」

なんということか、あたしは今告白の現場をきいてしまっている!


しかも旧校舎の音楽室。

あたしが毎日通い詰めてるところ。

入れな~~~~~~イ!

いや、もしかしたら一人シュミレーションだ!

そうだよ!

いくら人のいないところといえど!

「ごめん。無理だ」

シュミレーションじゃない!!!!!!!!!!

だれだよシュミレーションっていったやつ!

←あんただよ。

うぅ、あ、でも男子と女子のシュミレーションの可能性も!

「うぅ、そう・・・で・・すか。ヒック。

 ごめんなさい!」

こっちがごめんなさい!!!

ガラッ

「え?」

『え?』

正直驚いた。

告ってたのが、私たちの学年のカリスマ(?)少女

塩原 繭美

Siohara Mayumi

だったから。


そして

「あんた許さない」

そういって走って行った。

『何が許さないの?』

これはガチの疑問だ。