【美咲side】
今日もいつもどうり麻理ちゃんに会った
嶺夜と麻理ちゃんと水蓮寺さんと話す時間は、いつの間にか俺の中でかけがえのないものになっていった・・・・
「美咲ー・・・・?」
「・・・ん・・・? あぁ、嶺夜か・・・」
「どうしたんだよ、柄にも無くぼーっとしたりなんかして・・・
具合でも悪いのか・・・・?」
「いやー、何でもねぇよ!!」
「・・・・なら良いんだけどよ・・・・」
少し腑に落ちない様子だったが、嶺夜は自席へと戻っていった
・・・・・嶺夜は薄々気づいているだろう・・・・・
俺が・・・・・・・
彼女のことを―――――
―――――好きだということに

