自分のココロが一番わかんねぇよ。


なぁ、こんな俺はどうしたらいいんだ?






- Side Yuya -





理緒が俺のために、オムライスを作ってくれることになった。

キッチンからだんだんといい香りが漂ってきた。



こんないい匂い漂う部屋にいたら、腹が減ってきた。

あー、早く食いてぇ。




そういえば、理緒の手料理を食べるのは初めてだよな。

・・・って、当たり前か。




“遊び”のくせにこんなに楽しいのは何でだろうか。

・・・やっぱり“遊び”だから意識が違うのかな。



なんて悩んでいると


「できたよー。」


と言って、理緒が出来立てのオムライスを運んできてくれた。


キレイな形のオムライス。


見た目だけでもすげぇうまそう。