『っ……』 「っと、危ない……」 立っていられなくなって足から崩れ落ちる瞬間に誰かが支えてくれた。 『ありがとう、ございます……』 「身体、熱っ……!もしかして熱ある?」 『……あ、る』 「辛いよね、大丈夫?」 『っ……ごめんな、さい……』 「いーえっ」 『木野……っ、ごめん……』 「え……」 そこでわたしの意識は途絶えた……。