『っ……』 消毒が傷口に染みて尋常じゃないほど痛い。 『消毒液も包帯もなくなった、か……』 そろそろ限界か…。 そのまま床に寝転がり目を伏せる。 包帯を巻いたところは血が滲み、何故か呼吸も荒くなってきた。 …風邪引いてたんだっけ。 二日程前から風邪を引き始めたことを思い出す。 熱が出たのか。 今まで生かされるのならば生きてみようと生きてきたけど、限界がきたようだ。 それならもうこのまま死のう。 そんなことを考えていると、倉庫の扉が大きな音をたてて開いた。