「おーい、林檎ちゃんっ!!一緒に雪合戦しよーぜ!!絶対来いよ!!じゃなきゃ迎えに行くからな!!」 雪の積もった外から私達の方へ叫ぶ先輩。 「ごめん、早く会いたくて迎えに来ちゃった」 息が上がりながらも外から走ってきてくれた先輩。 先輩のどの一面も大好きで大好きで。 あと3ヶ月しかこの学校で会えないとなると すごく寂しい、悲しい。 でもいい思い出が作れればそれだけでいいんだ。 だって―…