階段を上がる。

辺りゎとても静かだ。

なぜかというと、

今、朝の会中だからだ。

保健室に制服をとって着替えて

はやく教室に行かなければ。



キャッ




海斗「すいません!」

ハッ

海斗「も、桃枝?」

桃枝「い、痛い。」

海斗「す、すまない!」

桃枝「うん。大丈夫。あ、血が。」

海斗「ほ、ほんとだ!!!保健室に行こう!」

桃枝「ん?」

海斗「へ?」

桃枝「早く行かないと遅刻しちゃうよ?」

海斗「それよりも、保健室へ…」

桃枝「え、なんで…?」

海斗「ありゃ、はへ?」

桃枝「え、どうしたのかな??」



海斗「」

桃枝「ん?」




え、








海斗「ぅおりゃぁぁあぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああぁぁ」

桃枝「うっ、グッグッ」

海斗「ぐぉぉぉぉおおぉぉぉぉ」

桃枝「ぐっ、げっぐほっぐほっ」

なんだ?

何をしてるんだ?

俺ゎ今、桃枝に何をしてるんだ?

桃枝「は、は な し て」

海斗「え?うっうわぁ!」

すぐさま離した。

俺ゎ、俺ゎなんてことを。

桃枝「ゴホッゴホッ」

海斗「すまん!すまない!」

なんでだ?

なんでなんだ??

海斗「桃枝!?」

パッ


桃枝に手を払われた。


なにをしてんだ。

俺ゎ

なにを、


なにをしてたんだ。




何てことを


してたんだ。










桃枝を殺そうとしてたのか?