「なんだお前ら凄い団結力だな…確かに可愛い。自己紹介よろしく」



そういうと転入生は小さくお辞儀をして、透き通った中性的な声で自己紹介した



「若林瑞希です。北海道から来ました。仲良くして下さい!」



胸元まである綺麗な茶髪に170くらいありそうな背にスラッとした足、凄いスタイル…



「いやぁ凄いモデルさんみたいだよな!先生の2倍くらいあるんじゃないかな?」



「私は173cmです。先生は?」



安部ちゃんは小声で「150ねぇよ…」と呟いたのが聞こえたのか、転入生は気まずそうな顔をした



「まぁそんなことより、若林の席は和華の後ろな。」



その言葉で転入生は私を見て優しく微笑み、私の後ろの席についた



「はい、じゃあ今日の三時間目身体測定だからな、教室から並んで体育館な」



HRが終り、やっぱり転入生の回りにがやがや。