「そこの女」


っと、私を呼ぶ。もちろん人じゃないことはわかってる。

「…何?」

私はしゃがみ消しゴムぐらいちーさい人の形をしている妖怪を掴んだ。


「ちとな、助けてくれ」

そういって、拝む妖怪。