いつもなら…“帰ろう????”っていってくれるのに今日は言ってくれず先に帰った…。




待ってよ。



私…………どうしたらいいんだろ。



頬から涙がつたる。



涙が止まらない…。



あぁ…。私…洸斗の事好きなんだ…。



好きだから洸斗の事知りたいし…。



好きだから…誰にもとられたくない。



いつのまにか足が動いていた。




洸斗…。私のあたまのなかには君しかいなくて…。


ドンッ




いしにつまずく。


[いたっ……。]



血が少しにじんだ。



でもやっぱり足は止めない。



洸斗が見えてきた。



[洸斗!!!]