君の悩みは
きっと君にとっては
大きかったんだね。
でも、
たくさん心の傷を負った君にとって、
性格ブスの女子のイジメなんて、
取るに足りない気にすることない
悩みだって思ったんだ。
誰も君の悩みを知らないから
君の思いを知らないから
イジメなんてできたんだ。
そんなちっぽけなはずの悩みが、
君の手首に、体に、傷を増やすのが
僕にとって本当に…
悲しかったんだ。
君を分かってあげられなかった。
ああ。
どんな姿の君も綺麗だって言ったのは
本当だよ。
でも
君を傷付ける君は、
本当に僕を悲しくさせるんだよ。
だから、
もうやめて…ね?
そして、
願わくば
僕が
君の白い肌に
そっと、優しく
花を咲かせたい。