夫の突然の死が、妻をおかしくしている。 お母さんは、ただ寂しいだけ。 いつか前みたいに笑ってくれる。 そんな希望は、一ヶ月で消え失せた。 由美子はいつまで経っても、由美子のたま。 口づけを求められるようになり、 一緒に風呂に入って来ようとした時に諦めた。 それに 応えてしまってから、 僕は僕自身も諦めた。 和幸になろう。