僕の心には傷があります。



深くない、浅くない、誰にも見えない



心は胸にはないと、

頭の中にあると、



君がそう言ったこと、

信じていなかったけれど、




心に傷がつく時

決まって目から透明な血が流れるのです。


誰も気づかないように。
誰にも気づかれないように。



色のない血を体が選んでくるのです。




今日、僕はその血に

色をつけた。




気付いて欲しくて。
分かって欲しくて。



約束破ってごめんね。