『あっ!ちゃんと持って来てくれたんだぁ。それ入れたの、俺〜♪』 「やっぱりね〜!」 『麗奈がいてくれてマジ助かるわ!!ありがと』 「べ、別に……」 アタシはちょっと照れくさくなった…。 「あっそうだ、アタシまだあんたの名前、聞いてない!」 『あぁ、そうだったな〜。……教えなきゃダメ?』 「だーめっ!!」 『ははっ、わかったよ!俺の名前はタイチ。末永大智。よろしく麗奈!!』 「うん、よろしく!」 あたしがペンダントをようやく見つけた時、その声はハッキリとアタシの後ろから聞こえてきた……