『俺は赤ん坊の時に……、ここに捨てられたんだ…。ここは人通りが少ない場所だから誰も気付いてくれなくてさ。偶然通りかかった、あのばさんが死んだ俺をこの木の下に埋めてくれたんだ』 「えっ!あのおばあさんが!?」 『うん。そして埋める時にばあさんが、自分がつけてたペンダントを……、俺と一緒に埋めたんだ。何でそんなことをしたのかわかんないけど」 あまりにも衝撃的な告白に言葉が出なかった…。