『そこを右に曲がって………、足元に気をつけて…』 ちゃんと指示を出してくれているので暗い夜道でも走ることが出来た。 しばらくすると、広い野原みたいな所に出た。 『よし…、ここだよ。俺がいる場所』 「え………??」 その場所の真ん中に大きな木があった……。