どれくらい移動したんだろう…?
結構時間は経っていると思うんだけどなぁ………。
そんなことを考えているうちに目的地に着いたらしい。
「ここからはあなた一人の挑戦です。頑張ってくださいね!!」
「えっ…!ちょ、ちょっと!!!」
アタシは暗~い夜道にポイッと捨てられた……。
「あのキノコめ~!!!絶対に仕返ししてやるーー!」
アタシに渡された物は、懐中電灯と水、それとなぜかシャベルだった。
「…なんでシャベルなんだう??」
気にはなったが、あまり深く考えるのはヤメた。
懐中電灯をつけ、歩き出した。
「いくらなんでも女の子を夜道に一人にするなんてどうかしてるよ!!」
一人でブツブツ言っていた時だった……