この恋はまるで夢のようで。






「お待たせ!」




約1時間後、先輩後輩ごちゃ混ぜになりながら今野は笑顔で帰ってきた。




なんだ、全然元気じゃんか……。





「おーい!チャラ男ー!この後の打ち上げぜってぇ来いよー!」




知らない先輩が遠くから今野に向かって叫ぶ。



「わかってますよ!後、チャラ男じゃねぇッスー!」





ワハハハという笑い声も周りの話し声でかき消された。





先輩たちが行ってしまうと、今野はあたしの方を向く。



「打ち上げ、行かないの?
私、一人で帰れるよ?」




「先輩たちもほとんど一回家に帰るよ。
予想外の早さで終わったから。」




やっぱり、落ちてるのか?




「俺たちも行こーぜ。」




歩き出した今野の後を小走りで追いかけた。