この恋はまるで夢のようで。





日和side








「今野「わりー!これから部活!!」





話しかけようと思った瞬間走っていってしまった……。



もう大会間近だもんな……




っていうか、大会っていつ?どこで?

聞いてないし!




教室の端で大きな布を広げて縫っているいっくんとバスケ部の原田くんを見つけた。





「ねぇねぇ、大会っていつどこでやるの?」



「ん?今週の日曜、N校でだよ。
電車で20分くらいのとこ。」



答えてくれたのは原田くんだった。



「そーなんだー………ありがと。」



「今野の応援?」



「えっ、もしかして知ってるの……?」




「知ってるもなにも、多分このクラスほぼ全員知ってると思うよー


もしかして隠してたの?」





「いや……隠してはないけど。みんな鋭いね……。」


「普通気付くって(笑)」





あたしだっら気づかないや……




「そういえば相澤、今野の連絡先知ってるの?」




いっくんが突然話題を変える。





「……そういえば知らない!」





「じゃあ教えたげる。

いろいろ不便でしょ?」






いっくんから今野のケー番をもらう。




ちょっと嬉しいな……。





「ありがと。じゃああたし帰るね。」



「おう!日曜日宜しくな!」





子供みたいに手を振るいっくんに笑いながら教室を出た。