「……………し……た……………く、ない」
「へぇーー、フーーン?」
「ニヤニヤしないでよ!」
相澤が頬を膨らませて怒った仕草をする。
そういう可愛い仕草すんなよな……。
相澤の頬に軽く手を添える。
途端に顔を真っ赤にして「さわんなっ!!」とか言い出す。
初々しくて面白い。
「ニヤニヤしないでよ……。」
もう耳まで真っ赤だ。
もう一度頬に手を添えるが、今度は振り払われなかった。
静かにキスをする。
その後、相澤をギューーっと抱きしめる。
多分俺の顔も真っ赤だから。
「……付き合うってこういうことなんだね。」
キュッと俺のセーターを握りながら、ボソボソという。
「嫌だった?」
「ううん。世界がきれいだ。」
「世界とか……
壮大なもんきれいにしたな。俺は。」
「……うっさい」
また顔を赤くしながら、俺の腕の中に顔を埋めた。



