「ひよっ、お昼食べよ♪」 「うん……。」 かよちゃんと一緒に中庭のベンチへ向かう。 「ねぇひよ……………?」 「ん?」 「昨日あの後、本田君に謝れた?」 「ううん……」 「…………………」 「ねぇ、ひよ! 昨日からなんか変だよ!! 私はひよの親友なのに、何にも教えてくれない……。」 かよちゃんの目は潤んでいた。 「……………分かった。 話すね?」