この恋はまるで夢のようで。




立ち上がって、パソコンの画面を見る。


『親睦遠足について』という題名で、いろいろと書かれている。




「この紙写せばいいんだろ?」




「……いいよ。部活あとなんだから……」




何でいつもみたいに「当たり前でしょ!」とか言わねぇんだよ……




改めて相澤を見ると、小さく女座りしながら俺を見上げている。

目が涙でまだ潤んでいる。



こいつちっせぇな……………





カタカタとキーボードを叩き始める。