この恋はまるで夢のようで。





学校に来る途中、何度も転んだ。




校舎に入ると、妙に静かだった。


あれ、もう授業始まってる……?





急いで教室に入ると、そこにはたった一人しかいなかった。




今野だ……。




な、なんで今野一人?

まさか今日学校休み!?



その時、前扉がガラッと開いて、北山先生が入ってきた。




「おわっ、お前ら来たのかよ!」



「もしかして今日休み……ですか?」



質問したのは今野。



「お前らなぁ、ホームページ見ろよな。

とりあえず来たんならこのプリントやってけ。」



「えええ、やです。」


「これやったらちょっとだけ体育館使わせてやるよ。」



今野はピクッと反応し、渋々プリントを受け取った。




「あの……私は帰ります。別に体育館使いたくないので。」



「そんなこと言うなよー。学級委員だろ?」




「そんなの関係な」プルルルルルル



あたしの声を遮って、北山先生の携帯がなる。




「じゃあ今日忙しいから。終わったら職員室持ってこいな。」




ちょっ、まっ、嘘でしょ!?