表の顔と裏の顔

それから5ヶ月。いよいよ卒業式だ。
「はぁー。あれから一回も喋らなかったなぁー」友達に言うと
「もうあきらめたら?」
と言われてあきらめかけた。
そして入場開始。音楽が鳴りゆっくり歩く歩いて行く先にはりくがいる。すごくかっこいい。そして席につく。友達に
「めっちゃかっこよかった」
というと
「がんば」
と言われて卒業式開始。
「みなさんご起立ください」
とアナウンスが流れ立つ。これが最後の学校だと思うと悲しい。もう一生りくにあえなくなるとさみしい。
仰げば尊しを歌い退場。
教室に帰ると机の上に手紙が置いてある中身を見ると
『放課後中庭で待ってます』
と書いてある。そして放課後、中庭に行く。そこにはりくがいた。私はほんとは嬉しかったけどちょっと悪そうに
「なに?」
と聞いた。するとちょっと顔を赤くして「おれと付き合ってくれますか?」
私はもちろん「いいよ」と言った。
笑顔で教室に戻る。友達に
「どうだった?」
と聞かれる。私は
「Yes」
と答える。もう今すぐ泣きたくて友達に抱きついた。そして泣いてしまった。
「もう大丈夫だから」
私はもう何も言うことがない卒業式になった。
それから一年後久しぶりにりくにあった。卒業してから何回かあったけどあんまり会えなかったのでとても嬉しかった。
笑顔でりくに会い抱きついた。