あたしの幸せ

ある時、優姫が休みで
一人で学校に行った。
いつもと同じで女子たちは、
女「あ、西園寺美夜だ〜。うざいよね」
女「うん、わかる〜。男の前でわざと
仮病使ってるんでしょ?
狙ってんでしょ」

そんなわけない!
発作はキツくて、痛くて
こんな苦しみ誰もわからないよ‼
…でもこんな事言ったって
信じてくれないか…。
私は別にいじめが
怖いわけじゃなかった。
ただ、私の周りに
誰もいないって思うと、怖かった。
私の存在を確かめたかった。
生きてるんだって。