私は、もう苦しくて
どうする事も出来なくて、
ただただ、自分の弱さを恨んだ。
バンッ!
屋上の扉が開いた。
潤「美夜‼大丈夫か?」
美夜「ケホケホ、大丈夫…じゃない」
咳は止まらない。
潤「吸入器は何処だ?」
私は、もう話す気力もなくて
ポケットを指差した。
潤は、ポケットから出した。
私に、吸入をしてくれた。
美夜「スー、スゥー、ケホケホ。スゥー潤、あ、りがと」
潤「気にすんな」
そう言って、私をお姫様抱っこした。