想うコト~ずっと。~

「あっ・・と、こんばんは。 
 明里奈々美です!」
私はうろたえたのを
悟られないように精一杯の元気で彼女に
あいさつした。

「こんばんわ!えっと
 まさきの彼女・・の新島さきですっ!」
笑った彼女はひまわりみたいに
かわいかった。

 ・・長くて黒いサラサラの髪。
ミルクみたいなきれいな肌。
笑った時のえくぼに愛嬌がみえる。

・・・かーわいいなぁ。

「ななみは小学校からの
 幼馴染なんだよ~!なっ?」

・・・″幼馴染″。まぁ、うん。
分かってるから。
わがままなんて言わないよ。言えないし。

「・・うんっ!なにげに長いよね。」

「へぇ~。そーなんだぁ!!すごいなぁ~」
「すげーだろ~」

感心する彼女にまさきは
嬉しそうにあいずちを打っている。

「・・・とりあえず、上がる?
 まだ夕方だし!二人ともゆっくりしていって?」


私は、出来るだけの笑顔で笑った。

・・・マスクで隠れていたから、
自然だったかどうかは分からないけど。