あなたへ【短編】



彼にそう言うと、単純に俺がお前と勉強したいんだって。


すっごく照れながら言ってくれた。


嘘みたいだけど、ほんとの話。









お母さんがそうしなさいって言ったから、静也君に私の家に来てもらうことになった。



「おじゃまします」

「フフッーーどうぞ」


なんだかくすぐったいような、恥ずかしさがあったっけ。


でも、それ以上に静也君がガッチガチに緊張していたことを覚えてる。