あなたへ【短編】



あるテスト前の金曜日、静也君が言った。


「一緒にテスト勉強したいんだけど。
どこでやりたい?」


私は驚いた。



少し話を掘り下げてみれば、2人で、だなんて言うし。
余計に分からない。



だって彼、学年で5位以内には入る人なんだもの。


体力的に塾にも行けて無くて、学校の勉強で必死な私と勉強しても、彼には何の利益も無い。






突然、何で?