静也君の仏壇に手を合わせ終わった私は、静也君のお母さんに言おうと決めていたことを、口に乗せた。 「…今日はありがとうございました。 あの……差し出がましいかもしれないんですが、 これからも、静也君に手紙を届けに来ても良いですか?」 静也君のお母さんはとっても驚いていた。 そして、よろしくお願いします。と、言って、くださった。